景品が当選したといわれたから行ったのに、不要な高いアクセサリーを買わされた

ある日、きいたことのない名前のお店から、「新規オープンにつき限定10名さまに景品をお渡しします。」と感じのいい女の人の声で電話がかかってきた。10人にしか当たらないものならきっといいものだろう、と予想して、指定された店舗へ行きました。

案の定、若いきれいな人で、話をしても楽しかったのです。景品をもらってから、高価なアクセサリーを出してこられて、将来彼女にあげたら喜ばれる、と説得されたのですが、今はお金がないし彼女もいないしで断りました。ところが、こわもての男が2人出てきて、なかなか帰してくれません。怖くなって契約してしまいました。

それから1週間ほど毎日のように彼女から電話があったものですから、すっかり舞い上がっていたのですが、ここしばらくは電話もありません。
支払も厳しいですし、いまさら解約することはできませんか。        (20代  男性)

apoint
アポイントメントセールスです。

自ら店に出向いたのだから、クーリングオフができない、と思っている方もいるかと思いますが、最初から何かを購入するつもりで出向いたのではなく、別件で誘引され店舗に出向いたら勧誘されて売買契約をしたような場合、法律的には訪問販売とされますので、期間内であればクーリングオフをすることができます。

よくある、キャッチセールスなども同様です。

しかし、このような業者はクーリングオフしにくいように、クーリングオフ可能期間中はこまめに連絡を取っておいてクーリングオフをできなくすることもあるので気をつけてください。

男性には女性を、女性には男性を担当させ、さも契約の後にいいことがあるように、もしくは今後も新たにプライベートな関係が続くかのように誘います。クーリングオフ行使期間が過ぎると手のひらを返したようになるので、そのころやっと高額の契約を後悔するのです。

クーリングオフ期間が経過していたとしても、この場合消費者契約法による契約の解除が適用されます。

勧誘されているときに「帰りたい」と意思表示をしたにもかかわらず帰してくれず、怖くなって契約をしたのですから、業者側が「退去妨害」をしたことになります。
消費者契約法では、消費者がこのようなことに気づいたときから6ヶ月以内に申し出れば、契約を解除することができるようになっています。

また、平成16年11月11日より施行になった改正特定商取引法では、販売目的を隠して公衆の出入りしない場所に誘い込んだうえでの勧誘を禁止しました。
今までも販売目的の隠匿は禁止行為ではあったのですが、特に罰則が定められてはいませんでした。しかし、今回の改正で、このような違反行為は6ヶ月以下の懲役もしくは100万円以下の罰金またはそれらの併科の対象になります。

ほしくもないのに仕方なく契約したり、いやいや契約させられたりしても、支払は続きます。
だまされた!!、と思ったら、内容証明契約の解除を通知してください。