売掛金の回収

ネットショップを経営しています。それ専門ではなく、実店舗のほうが主流なのですが、いま困っているのは売掛金の回収です。まだ有名店でもないので、経費もそれほどかけられないし、後払い方式をとっているのですが、2ヶ月未回収のお客さんがいます。

実店舗でしたら、直接集金に行ったりもできるのですが、これからたびたびこういったケースがあるのかと思うと気が重くなります。
何かいい方法はないでしょうか。        (40代  男性)

ネットショップ

クレジット払いなどにするとそれの維持費もかなりかかってきますから、最初のうちは後払いか代金引換が多いのではないでしょうか。ネットショップの場合、直接面談等を経ずに売買できることは利点でもあるのですが、見えない相手に商売するという点では、不安なところもあります。

しかし、リピート客、口コミ客を大事にするネットショップでいきなりことを荒だてるのも今後にひびきます。まずは、回数、または期間を決めて催促メールを入れてみましょう。
たまたま忘れていた、というケースも多いものです。「お忘れではないですか」程度のメールがいいでしょう。

2、3回メールを入れてなおかつ入金にならなければ、請求書と一緒に振込票を郵送する、と同時に電話で請求書を送った旨、伝えます。

ここまでしてもだめだったら、そのお客さんとの付き合いが切れる覚悟で、内容証明で請求します。
少額商品の場合、内容証明を出すことでもう赤字になるかもしれません。

そこは、店主さんの決心ひとつで、「そこまでしなくても・・・」とあきらめるか、「ここまでやるぞ!」と徹底するかによります。

内容証明を出す決心がついたのであれば、「法的処置をとる」という文言を入れたほうがいいでしょう。

また、売掛金については時効に注意してください。うっかりして請求をしなかったら時効になった、なんてことになったら回収できません。時効成立直前でも内容証明で請求することにより、成立を6ヶ月だけ延ばすことができます。

法的処置としては、金額にもよりますが、少額訴訟支払督促を考えてください。

商品を受領しておきながらお金を支払わない、ということは、実店舗であれば犯罪になります。しかし、内容証明を送付し、それが受領された場合、警察では民事として扱うことになりますので、被害の対象とはみなされません。
商品が受領されている以上、その住所に該当人物が存在していることになりますので、仮に内容証明が受領されずに返送されてきたとしても、犯罪としての扱いは難しいことになります。
法的手段による回収を目指すことを優先させることになりますので、内容証明は重要な証拠アイテムとなります。

がんばって回収しましょう。